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理学療法士×睡眠 眠れない日々を変えるコツをお伝えします。

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No.17 眠れないと仕事や勉強はどうなる

毎日起きる時間は固定しています。

 

 

 

いつもありがとうございます。理学療法士の外海祐輔です。

 

 

 

前回からの続きで今回は眠れていないと仕事や勉強などにどのような影響を及ぼす可能性があるのか紹介していきたいと思います。

 

 

 

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目次

 

眠れないと仕事や勉強はどうなる

 

 

 皆さんは眠れていないときに仕事や勉強をするとどうなっていますか。

 

 

 

集中できない、集中していたのにちょっとしたことで気が外れてしまう。

 

 

他にも急な眠気に襲われて、追い込みたいのに追い込めないなど、ネガティブなことが多いのではないかと思います。

 

 

睡眠が不足していると考えられる夜勤明けの医師を対象とした研究では、

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ショーン・スティーブソン「SLEEP」より作成

 この図のような結果となり、睡眠が不足することは仕事のパフォーマンスが下がってしまうことが検証されつつあります。

 

 

同様の研究では夜勤明けの医師にタブレットに表示される図形に反応する課題を提示したところ、90回中3-4回は反応できず、反応できなかったときには眠ってしまっていたことが観察されました。

 

 

この状態はマイクロスリープと呼ばれており、現状は対策があまり取られていないです。

 

 

また、24時間一睡もしないでいると脳に送られるエネルギーであるグルコースの量が6%低下するとされています。

 

 

 

パフォーマンスの観点から見ると、徹夜とアルコール摂取は同程度となり、睡眠が不足すると、アルコールを摂取した時と同じような状態となることが示唆されています。

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左が寝ないでいた場合、右がアルコール濃度。同じような形になっている。

 

では勉強においてはどうでしょうか。

 

 

あるアンケートの結果では、授業中に眠気を感じているのは中学生では20%、高校生では30%程度いることがわかっており、眠気を感じている子供は成績も低いことが挙げられています。

 

 

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男女で比較すると女子が男子よりも睡眠時間が短い傾向があるようです

 

まとめ

・睡眠が不足すると仕事のパフォーマンスが下がる

・睡眠が足りていないことはアルコールを摂取しているのと同じ状態

・睡眠は勉強の結果も低下させる

・睡眠は中学、高校生では女子がより短い傾向にある

 

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

次回も睡眠が不足する、質が低下することで発生することを紹介していきます。

 

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